与えられる人より、与える人になりたいと思うゆっくんです。
先日友人の家に遊びに行ったときのこと。
休みが合わないので頻繁には会えない友人ですが、それでも年1、2回は家族ぐるみで仲良くしている。
友人は昔からそんなにテンションが高いタイプではないが、私をイジるときは楽しそうな顔をしている。
彼の誕生日も近かったので私は仕事帰りにヨドバシに寄り、気を使わせない程度のプレゼントを購入した。
ラッピングしてもらおうか迷ったが、前に妻が「どんな物でもプレゼントならラッピングはした方がいいでしょ!」と強めに言われたことを思い出し、「ラッピングお願いします」と店員につげた。
若めの男性店員はラッピングに慣れてないのか、ほんの15cm正方形程度の物に試行錯誤していた。
いつ仕上がるのか、先が長そうなのでとりあえずその場を離れる。
待つこと20分、、、、。
「お待たせしました!」
店員の満足気なドヤ顔は忘れない。
次の日、車で走ること40分、無事友人宅に到着!
楽しい時間の中、友人にプレゼントを贈呈!
ドラゴンボール孫悟空の人型ルービックキューブに思った以上に喜んでいる様子。
私自身プレゼントというのは、意外ともらうよりあげるほうが幸せな気持ちになる。
ガチャガチャ遊んでるうちに元に戻せなくなり、みんなで挑戦!
まずは友人嫁
「え~、これ結構難しいね」
次は私の嫁
「本当だ!難しい!1ヶ所動かなくない?」
そして私の番。
私も美容師歴21年、手先の器用さにも磨きがかかっているはずだ。
「まぁ、俺に任せろ」
自信にみちあふれた顔をしていた私に、一同「お願いします!」と声を揃える。
ガチャガチャ♪、ガチャガチャ♪、ガチャガチャ♪ リズミカルにこなしていたそのときだ。
バキッ!!!
「、、、、。」
鳴ってはならない音がした、、、、。
一瞬ミスター・ポポのような目になっている私を、友人は見逃さなかった。
「壊した?」
私は無言の笑顔で一同を見回した。
一同の苦笑いしながら私を見る視線は忘れられない。
私は動ずることなく、タイミングよく寄ってきた友人の息子と戦いごっこを始めた。
長い人生時には不測の事態も起こるものだ。
後日友人から
「直ったよ~👍」とLINEが届いた。
私は自分の渡したプレゼントが気持ちだけにならなくて良かったと安心し、職場の朝掃除を始めた、、、、。
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