『心配事の9割は起こらない』〜エピソード オブ ゆっくん〜

前回、『心配事の9割は起こらない』という本の紹介をさせていただきました。心配性の私にとっては気持ちがラクになる良書となりました。

今回はその中から、私が響いた言葉、大切なことだなと思ったことをエピソードを交えて紹介したいと思います。

ゆっくん
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「エピソード オブ ゆっくん」なんてカッコつけちゃってごめんなさい^^;

目次

「心のよりどころ」をつくる

「心のよりどころ」をつくると、いつまでもつらい気持ちを引きずったり、不安や悩み、心配事を抱えたまま日々過ごすということがなくなります。

ご先祖様の写真やゆかりのお寺や神社のお札でもいいのです。部屋のどこかにそれを置いて合掌する場所にする。心が重たくなったら、閉塞感を感じたら、その前で静かに手を合わせ、溜まっている思いの丈を吐き出す。

私の部屋には父親と祖母の写真を飾ってある場所があります。父親は13歳の時に他界し、祖母は9年前に他界しました。

毎日の日課として、朝家を出る前と夜寝る前に写真に向かって手を合わせています。

「今日も一日よろしくお願いします」

「無事一日を終えることができました。見守ってくれてありがとうございます」

という気持ちを込めて、、、。

ときには、心配事や悩みを打ち明けたり、話しかけたりします。そうするとなんだか心が洗われたような気持ちになります。

きっと「父親と祖母が心に話しかけてくれているんだな」

そんなふうに思うようにしています。

また、2ヶ月に一回は父親の墓参りに行き喝を入れてもらっています。

私の「心のよりどころ」です。

ご先祖様の前では不思議と「素」の自分になれると実感しています。

「どうにもならないこと」に心を注がない

「世の中には自分ではどうにもならないことがある」

明日の天気は明日にならなければわからないし、健康に気をつかっていても病気になることはある。考えても自分ではどうにもならないことに心を向けない。「どうにかなりそうなこと」に心を向けるようにすると精神が病むことがなくなると思います。

これは私の友人T君の話ですが、5〜6年前から連絡が取れなくなってしまいました。小学校からの友人で仲良いグループの1人でした。

他の友人に探りを入れてみると、どうやら連絡が取れなくなったのは私だけ、、、。過去にもT君は何か気に入らないことがあると一方的に友人を切るようなことがあった。

もしや、、、と思いLINEを送ってみても返信がない。「あっ!切られたのか、、。」と確信しました。しかし私にはまったく理由がわからない。きっと何かあるのだろうが、どう考えてもわからない。

T君に理由を聞く手段はないので、他の友人に聞こうかと思いましたが、人づてに聞くのも納得がいかない。

「何かあるなら直接言えよ!」とイラつきもしました。

一時期の悩みでした。

心理学者アドラーの考え方に「課題の分離」というものがあります。これは「他者の課題」「自分の課題」をしっかり切り分けるということ!

私に何も言わずに急に連絡を絶ったのはT君のほうで、これは「他者の課題」だなと思い、あるときから考えるのをやめました。

心を向けるべきなのは、私のことを大切に思ってくれる人たちであってT君ではない!

気持ちがラクになった瞬間でした。

仕事でも、普段の日常生活でも、「世の中には自分ではどうにもならないこと」があります。なにか問題が起きたとき、「どうにかなる」ならそこに心を向け時間を使う、「どうにもならない」なら考えない。

余計な心配事や悩みを減らすうえで、大切なことだと思いました。

朝を大事にする

「毎日、一定の早い時間に起きる」

生活のリズムをつくるうえでこれはとても大事なことだと思います。朝早く起きると心に余裕が生まれます。私は毎朝5時30分には起き上がるようにしています。

元々朝は強いほうでしたが、さすがに5時30分起きは慣れるまでキツかったですね、、、。もし早起きを始めようと決めたら、3週間は頑張って起きてみてください!3週間続ければ習慣化され、自然と起きれるようになると思います。

習慣化すると、起きずにはいられなくなります。

「汝は一二時に使われ、老僧は一二時を使い得たり」という禅の言葉があります。時間に振り回されず、主体的に時間を使うことの大切さを意味した言葉だそうです。

「早起きは三文の徳」ともいいますよね!

早起きはいいことづくめです。

体の調子もいいし頭も冴える、毎日が充実します。ギリギリまで寝てドタバダと起きるような、時間に追われ振り回されている姿とはほど遠い自分になれます。

私の知っている成功者や仕事ができる人に、昼までダラダラ寝てるような人はいません!

時間を有効活用したければ、まずは早起きから!

まとめ

今回は『心配事の9割は起こらない』という本の中から、私が大切だと思うことをエピソードを交えて紹介させていただきました。

やはり心配事があると仕事が手につかなくなったり、休日も楽しめないなど、精神が不安定な状態になります。与えられた一度きりの人生がそんな状態になってしまってはもったいないです。

それでも自分の性格をいきなり変えるのはとても難しいことです。できることから少しずつ試してみてはいかがでしょうか?

ゆっくん
ゆっくん

このブログを読んでいただいた人が、不安や悩み、心配事に縛られない人生を送れるよう願っています!

GOOD LUCK!

ゆっくん
読書美容師
サイト運営者のゆっくんと申します。美容師歴20年、個人で美容室を営んで7年です。自分の経験や、勉強したことを元に役立つ情報を発信していきます。よろしくお願いします。

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