【挨拶は大切】接客マナーの基本!好かれる美容師は挨拶上手!

普段何気なく交わしている挨拶ですが、挨拶はビジネスマナー・接客マナーの基本としてとても大切です。


私自身挨拶はとても大切だと思い、普段から感じの良い挨拶を心がけてるつもりです。
私が知っている指名の多い美容師は、皆きちんとした挨拶ができます。


「たかが挨拶でしょ」と侮るな!です。スタッフ一人一人が美容室の顔、代表だと思って挨拶をしましょう。

目次


挨拶とは

挨拶は禅宗の言葉「一挨一拶」が語源とされています。”挨”には押す、積極的に突き進むという意味があり、
”拶”には迫る、相手に近づくという意味があります。

つまりお互い積極的に相手に近づくということです。


挨拶はコミュニケーションの始まりであり、人間関係の第一歩です。


挨拶は言葉を交わし合う、または身ぶり手ぶりで示すなどその方法はさまざまであり、国や民族によっても違います。

挨拶はなぜ大切?

挨拶は大事だと子供の頃から親や学校の先生に教わってきましたが、なぜ大事なのでしょうか、、、。
挨拶は人とコミュニケーションをとるうえで絶大な効果があります。


その効果を知っているか知らないかで挨拶の仕方も変わってくると思います。


それでは挨拶が持つ5つの効果を挙げていきます。

①常識のある人だと思ってもらえる

挨拶ができない人は、お客様からもスタッフからも常識がない人とみなされてしまい、評価が下がってしまいます。挨拶ひとつできない人間に仕事を任せたいとは思わないですよね。
挨拶がきちんとできるかできないかで、その人の人間性も判断されてしまいます。

②印象をよくする

第一印象はとても重要です。お客様はあなたを通してあなたの美容室を見ています。
あなたの与える印象が、お店のイメージにつながっているということを忘れないようにしてください。
第一印象で「このお店は感じがいいな」と思っていただくためにも、丁寧な挨拶を心がけるようにしましょう。

③相手の存在を認める

人は誰しも認められたいという承認欲求を持っています。挨拶をすることで相手の存在を認めてあげることができます。すれ違ったのに挨拶をされないと「気づかれてない、、」「存在感がないのか」「無視された」など負の感情が満載です、、、。
相手のことを認めてあげることで、相手も嬉しい気持ちになります。

④感謝を伝えることができる

「ありがとうございます」「お疲れ様です」「お世話になってます」など感謝の気持ちを伝える手段になります。気持ちのこもった感謝の言葉は相手にも伝わり、喜ばれると思います。

⑤会話のきっかけになる

話すことが苦手な人は感じの良い挨拶から始めてみましょう。講習などで誰も知っている人がいない場所に行ったとき、挨拶が話すきっかけになったことってありませんか?
挨拶をすることで自分も相手も緊張がほぐれ、会話をするきっかけになります。

感じの良い挨拶

挨拶の基本は自分から先にすることです。先輩後輩関係ありません。私も以前は「後輩なんだから先に挨拶して
こいよ」くらい思ってました。しかし本当の挨拶とは、誰であろうと自分から先にするということだったのです。

感じの良い挨拶のポイント

①笑顔でする

感じの良い挨拶には、必ずといっていいほど笑顔がついてきます。
だからといって無理矢理笑顔をつくるのではなく、あくまでも自然な笑顔を心がけましょう。
「微笑む」くらいがちょうどいいのではないでしょうか。

②相手の目を見てする

挨拶するうえでアイコンタクトも大切です。美容室での朝の挨拶でありがちなのが、「ながら挨拶」です。

気をつけたい「ながら挨拶」の例

  • 髪のセット、化粧をしながらの挨拶
  • スマホ、パソコンを見ながら挨拶
  • 雑誌を見ながら挨拶

全て目は合っていません、、、

以前私が勤めていた美容室で実際にいたスタッフで、なんとも心地悪い挨拶です。
悪気はなくても目の合わない挨拶は、相手への関心が薄いという印象を与えてしまいます。
挨拶は返された方が印象に残りやすいんですよね、、、。

何か作業をしてるときでもいったん手を止めて、相手の目を見て挨拶するよう意識しましょう。

③はきはきとした口調でする

相手に聞こえない挨拶は、していないと一緒です。ボソボソと小さい声で挨拶するのはNGです。
はきはきとした口調とは、大声でというわけではなく、相手が”はっきりと聞き取れる声で”ということ!
言葉を省略したような挨拶も仕事上はやめましょう!

ありがちな省略挨拶

  • おざーっす(おはようございます)
  • あざーっす(ありがとうございます)
  • お疲れっした(お疲れ様でした)

笑顔の練習法

「笑顔笑顔といってもうまく笑顔をつくれないよ」という方もいると思います。


正直私も笑顔をうまくつくれず、むしろ無愛想な方だったかもしれません、、、。


アシスタントのうちから、もっと笑顔の練習をすればよかったと反省しています。


だからこそ皆さんには、ぜひ早いうちから笑顔の練習をしてほしいと思います。

笑顔の練習法

  • 鏡トレーニング

鏡を見ながら「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と言いながら自分がどんな表情をしているか
確認しましょう。ポイントは発声するときに語尾を上げること。そうすると明るい声になり、顔の筋肉が持ち上がって自然に笑顔が出てきます。

  • 割り箸トレーニング

これは定番のトレーニング方法です。

1. 割り箸を閉じたまま横にして、口にくわえる

2. そのまま指を使って口角を上げる(目元も笑顔になるように)

3. 30秒キープし、割り箸を抜いて鏡で笑顔チェック(歯が見えるくらい大きく開けましょう)

4. 笑顔の表情を覚え、3セット繰り返す

  • あいうえおトレーニング

1.  口を大きく開けて、「あいうえお」と発声する

2. 「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」と一音ずつ発声する

3. なるべく大げさな表情をつけながら、5回繰り返す

とにかく口を大きく開けて、顔の筋肉を動かしましょう!

  • 紙トレーニング

こちらは目だけで好印象を与える表情をつくる練習法です。

1. A4用紙などで顔の目から下を隠す

2. 目が微笑むように意識し、表情筋を動かす。(おそらく自然と口角が上がると思います)

3. 微笑みの目の表情ができたと思ったら、紙をはずしてチェック

スタッフとお互いにチェックし合うのもいいと思います。

お辞儀

お辞儀は、挨拶や感謝、敬意などを表す動作です。日本の伝統的な文化として根づいており、お辞儀が整っていれば、連動する振る舞い、言葉遣いも丁寧になります。
美容室では主にお客様が退店し、お見送りをする際に使うのではないでしょうか。

基本の立ち姿

  • 肩の力を抜き、胸を張る
  • 両腕は自然に下ろし、違和感のない位置に手を置く(親指を交差、または中に折る)
  • 膝・かかとはそろえ、つま先は少し開く
  • 背筋を伸ばし、顎を引きまっすぐ立つ

三つのお辞儀

①会釈・・・15度くらい。店内でお客様とすれ違うときや、施術中のスタッフに話しかけるときなど。

②敬礼・・・30度くらい。お客様を迎えるときなど。

③最敬礼・・・45〜60度くらい。お願いをするとき、お客様をお見送りするときなど。

まとめ

挨拶はビジネスマナーの基本中の基本です。なのにキチンとした挨拶ができない人が意外と多い!


「営業中はきっちりやってます」昔こんなことを言ってるスタッフがいました。


私は断言できます!普段できてないことを営業中だけできるわけないだろ!と。


もしあなたのお店に、挨拶のできないスタッフがいるなら、この記事を参考に教えてあげてください。
スタッフ全員が、気持ちの良い挨拶ができる明るいお店をつくっていきましょう!

挨拶は大切である

GOOD LUCK!

ゆっくん
読書美容師
サイト運営者のゆっくんと申します。美容師歴20年、個人で美容室を営んで7年です。自分の経験や、勉強したことを元に役立つ情報を発信していきます。よろしくお願いします。

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