ゆっくんです!サロンワークをしながら、ブログを書いたり、読書をしたりしています。
ブランディングって大事だよね!
それはわかっているけど、今までちゃんと考えたことがない。そんな美容室も多いかと思います。
この記事では、
・ブランディングに取り組みたいけど、具体的な方法がわからない
・まず何から始めたらいいの?
・ミーティングの内容は?
といった疑問について解説します。
ブランドは決して大企業だけが持てるものではありません!個人店だろうが、地方の美容室だろうが、お客様にとって価値のあるブランドは生み出せます。
興味のある人は、ぜひ読み進めていってください。
それではよろしくお願いします!
ブランディングの基本プロセス
ブランディングに取り組むにあたっての大まかなプロセスはこちら↓
ステップ1 ブランディング計画
ステップ2 自社理解
ステップ3 顧客理解
ステップ4 ブランド核の定義
ステップ5 ブランドの展開
ステップ6 効果の検証
ブランディングに初めて取り組む美容室はステップ1から進めていくのがオススメです。
ブランディングのプロセスは美容室によって異なり、自社の現状によってどのステップから始めるのかを判断します。
判断基準は次の3つです。
①ブランドの定義・・・ブランドの核が明確でない。ビジョンや志が見える化されていない。
②社内ブランディング・・・ブランドの定義がスタッフに浸透していない。
③社外ブランディング・・・お客様に伝える内容、方法が定まっていない。ブランド価値を高める手段がない。
自社の現状に、ブランドの核が決まっていないという課題があるなら、ステップ1から取り組んだほうがいいと思います。
オーナーの考えの中に、しっかりとしたブランドの定義ができているが、スタッフに浸透していないという課題があるなら、ステップ5の見直しが必要かもしれません。
いずれにしても、ブランディング活動が顧客にどう思われているかをきちんと理解することが重要です。
ブランディングの本当の課題は「顧客の頭の中にある」ということを意識しておきましょう!
ブランディングの目的を考える
当記事ではまず「ステップ1 ブランディング計画」について解説します。
まずはブランディングの目的を考えること!
「なぜ、やるのか?」を明確にし、スタッフの共感を得ることが大事です。なぜならブランディングは、最終的にスタッフ一人ひとりに行動してもらうことになるからです。
ブランディングの目的を考えるための問い
・「ブランディングを通して解決したいサロンの課題は何か?」
・「ブランディング活動によってどう社会に貢献したいのか?」
目的がはっきりしていれば、ブランディングを行うにあたってのさまざまな判断基準が明確になり、「今何をすべきか」といった優先順位もつけやすくなります。
またブランディングは、○周年や新店オープンなどの「きっかけ」があると始めやすいです。「きっかけ」があるほうが顧客にも伝わりやすいです。
何の理由もなく「〇〇美容室は新しいブランドとして生まれ変わります」と言われるよりも、理由があるほうが受け入れてもらいやすいのではないでしょうか。
そしてブランディングには、オーナーの「志」と「継続する強い意志」が重要です。ブランド戦略には、オーナーの思いをもとに「何をするか」を決めることが大事ですが、それ以上に「何をしないか」も大事です。
数多くある美容室に中で、「何でもできます」では独自性が際立ちません。存在感を出すためには不要な要素は切り捨てることも必要です。
ブランディング計画初回ミーティングでは何をするのか?
ブランディングを始めよう!その第一歩を踏み始めた最初のミーティングでは、何を話し合うのか?
ミーティングメンバー
- オーナー
- マネージャー・幹部
- 熱意のあるスタイリスト
お店の規模にもよりますが、この中から各スタッフに伝える人を選ぶといいでしょう。もちろん10人以下の小規模サロンであればスタッフ」全員で話し合ってもいいと思います。
またオーナーが一方的に思いを伝えるのではなく、スタッフの発言を積極的に促せる状況づくりが大事です。
ミーティングで確認すること
・ブランディングの目的の確認と共有
・現状のサロンの課題
・ブランディングよって解決したい課題
・目指すゴール
・サロンの強み
・サロンブランドとしてどうありたいか
・大切にしたい顧客像
・ブランディングの進め方
ミーティングではこれらのことを話し合うようにしましょう!
また余談ですが、私の以前勤めていたサロンのように、お酒を飲みながらのミーティングは避けましょう!
そもそもそんなサロン他に聞いたこともありませんが、、、(^_^;)
まとめ
今回はステップ1の解説を含めた記事でした。
まとめると、
・ブランディングのプロセスを判断する
・目的はしっかりと定義する
・ミーティングでスタッフと共有する
ブランディングを始める前にこちらの記事もぜひ読んでみてください!
どんな美容室でも必ず独自性は生み出せます!
この記事が「きっかけ」になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
GOOD LUCK!
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