こんにちは、ゆっくんです!
先日お客様から、「困っちゃうお客様っていますか?」という質問をされました。他のお客様にもたまに訊かれるので、気になっている人もいるのかなと思います。
日々サロンワークをしていると時折困るときもあります。
なので今回は、美容師歴20年の私が特に困ってしまうお客様の行動を3つ紹介します。
いろいろなパターンがありますが、この3つの行動はわりと美容師あるあるだと思うので心して読み進めてください!笑
頭・体が動く
オーバーリアクションで頭・体がよく動くお客様がたまにいらっしゃいます。
例えば、大きく頷いたりこちらに振り返ったりなどです。施術中いきなり振り返られると本当にビックリします!
人の話の聞き方としてはとても良いのですが、美容室での施術中はなるべく頭・体を動かさないように意識していただきたいです。
私の母と妹は、それはそれはよく頭が動きます。身内なので「動かないで!」とハッキリ言いますが、さすがにお客様には言いづらいです、、、。
まぁハッキリ言えちゃう美容師もいるかもしれませんが、、、。
なぜ動かさないでほしいかと言いますと、カット中だと櫛で引き出している髪の毛がズレてしまったり、自分の指を切ってしまったりすることもありえるからです。
短いスタイルで耳まわりの髪の毛をカットしているときは、お客様の耳を切ってしまう危険性もあります。
とにかく美容師としてはカットがやりずらくてしょうがないです、、、。
パーマの施術中にいたってはロッドが巻けなくて困ります。ベテラン美容師であれば動いてないタイミングでササっと巻くことができますが、スタイリストになりたての美容師には難易度が高いかもしれません。
カラーの施術中で特に支障が出るのはハイライト・ローライトなどいわゆるメッシュを入れているときです。細かい作業なので、これまた施術が進まなくてもどかしくなります。
これらの理由からお客様にはぜひ頭・体を動かさないように意識していただきたいと思います。
声のボリュームが大きい
これもなかなか困ります。
人間の体に声のボリュームを調節するボタンとかあればいいのですが、そうもいきません。
美容室にはいろいろなお客様がご来店されます。施術中は静かに過ごしたい人もいます。店内が広い美容室であれば席を話すなどして対処が可能かもしれませんが、小さい美容室では対処が難しいです。
私の美容室もカットをする席とシャンプー台が近いので、声が大きいお客様がいらっしゃると困るときがあります。
声のボリュームに関しては小さすぎるのも聞こえなくて困ります。適当に返事するのもいけませんし、かといって何回も聞き返すのもお客様を不快にさせてしまいます。特にドライヤーを使用しているときはまったく聞こえません。
声の音量は我々美容師も気をつけなければいけないなと思っています。人に指摘されないと自分ではなかなか気付きにくいです。私の妻もお客様と話が盛り上がると声が大きくなってしまう傾向があります。その都度指摘はしますが、つい大きくなってしまうということはあるのだと思います。
美容師もお客様も、他のお客様への配慮と聞き手にとって心地良い声のボリュームを意識するといいのかなと思います。
予約時間を守らない
これは困るというのもありますが、マナーだと思います。
美容室によって許容範囲は異なると思いますが、個人的には予約時間の5分前後以内を目安に行かれるのがベターかなと思います。
基本的に遅刻・ドタキャンはNGです!
やむを得ない事情により前もって連絡をしていただければ構いませんが、それ以外はNGです。
私の美容室はほぼマンツーマンで予約を取っているので、遅刻をされると次のお客様にご迷惑をかけてしまいます。なので15分以上の遅刻は予約をずらしていただくようにお願いをしています。
以前お客様で毎回15分〜20分くらい遅刻をされる人がいましたが、このようにしたところ最近ではちゃんと予約時間を守ってくれるようになりました。
また予約時間の15分以上前など早すぎるご来店も困ります。これも店内が広くてスタッフが多い美容室ならいいのですが、私の美容室のような小さい美容室では困ります。
「待ってるから大丈夫」
お客様はこうおっしゃいます。
ではなぜ困るのか、、。
それは、今施術中のお客様が気を遣ってしまうからです。「次のお客様が待っているからマッサージはしなくていいよ」なんて言ってくださったり。そんな気を遣わなくてもいいのに、、、。
私はこういった経験から予約をして行くお店には必ず5分前に到着するように調整しています。万が一遅れる場合は必ず連絡するようにしています。
予約制または予約優先制の美容室に行かれるときは気に留めていただけるといいのかなと思います。
まとめ
今回は数ある例の中から特に私が困ってしまうお客様の行動を紹介させていただきました。
困っているが本人には直接言いにくい、そんな美容師は少なくないと思います。ちなみに私も言えません^^;
だからこそこの記事を読まれた人にはぜひ意識していただけると、美容師も仕事がしやすくなると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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