年齢を重ねてくると増えてくる髪の悩み。白髪もその悩みの一つではないでしょうか、、、、。
最初の一本目を見つけたときのショックは大きいですよね。
「生えてきた白髪をつい抜いてしまう」
「そもそも何で白髪になるの?」
「白髪対策にはどんなものがあるの?」
今回は白髪が起こる原因と、白髪が生えてきたときの対策方法を紹介したいと思います。
白髪の原因
髪の色は、髪の毛に含まれるメラニン色素という成分の量によって決まります。メラニン色素の量が多いと光を吸収して黒く見えます。逆に量が少ないと光の乱反射によって白く見えます。
メラニン色素はメラノサイトという色素細胞によって作られます。このメラノサイトが加齢やストレスなどが原因で働かなくなり、メラニン色素が作られなくなってしまうと白髪になってしまうのです。
メラノサイトの働きが低下する要因
①老化
多くの白髪は老化によって始まりますが、まれに子供の頃から白髪があったり、生えてくる年齢や本数など個人差が非常にあります。日本人の白髪に関する統計学的調査によると、男性は30〜34歳、女性は35〜39歳で増えてくるとわかっています。
②遺伝
白髪になりやすい人と、年齢が上がってきても全然白髪がない人がいます。これは遺伝的要因が強いともいわれています。遺伝的な要因によって、先天的に色素を形成する能力がない人もいるそうです。「考えてみれば親も白髪が多かった」などは私もお客様からよく聞く話です。
③ストレス
過度なストレスや不規則な生活でも白髪が生じることもあるといわれています。日々の生活でストレスの原因で何か思い当たることはないか、思い当たることがあればそれを解消することで白髪が黒く戻ることもありえます。
白髪の対策法
①ヘアカラー
白髪の量が多い人、しっかり染めたい人はヘアカラーでの白髪染めをオススメします。
白髪染めといわれると抵抗感がある人もいらっしゃいますが、実は髪の明るさによっては白髪のない人にも白髪染めのカラー剤を使用するときもあります。なので美容師に「白髪染めにしましょう」と提案されてもそんなに落ち込まないでください。
また、あえて明るくして白髪をぼかすという方法もあります。白髪は黒髪にあると目立ちます。ハイトーンのカラーをすることで白髪が目立ちにくくなります。髪色に制限がなければ明るくするのも一つの対策法だと思います。
②ヘアマニュキア
白髪の量が少ない人、ダメージが気になる人はヘアマニュキアや酸性カラー、カラートリートメントで染めるという方法もあります。
ヘアマニュキアと酸性カラーは似たような仕組みで、髪の表面だけを染め、色持ちは3〜4週間です。例えるなら絵の具を髪の表面に塗る感じですかね(^^;;。
③ヘアマスカラ・カラースプレー・コンシーラー
次のヘアカラーまでの応急処置としてや、部分的に隠したい場合はヘアマスカラやカラースプレーを使用するといいと思います。
個人的にオススメで私のお店でもお客様から評判が良いのは、ファンデーションタイプの白髪隠しです。
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④グレイヘア
グレイヘアとは、白髪染めをせず本来の髪色のまま過ごすこと。全体が綺麗に真っ白になっている髪の毛は憧れます。透明ヘアマニキュアでコーティングしてあげると、よりツヤが出るのでオススメですよ!
しかし今まで白髪染めをしてた人が、染めていた髪がなくなるまではかなりの時間がかかります。
何もせず放置するのはズボラな印象になりますし、本人も気になってしょうがないと思います。先ほど記述したような明るいカラーや、帽子・ウィッグを使うと気になりにくくなると思います。
また、50代くらいからグレイヘアにしようか相談されてくるお客様もいらっしゃいますが、基本的にグレイヘアが映えるのは白髪率が60%〜70%を超えてからです。個人差や好みなどもあると思うので、一概には言えませんが、50代、60代からグレイヘアにするのは早いような気がします。
④頭皮ケア
頭皮ケアも大事なことです。育毛剤や頭皮の美容液などは、商品によって白髪予防の効果がある成分が入っているものも多くあります。こういったものを使い頭皮のマッサージをし血行を良くしてあげることも、健康な頭皮を保つ秘訣です。マッサージブラシを使うとより効果的です。
白髪は抜くと増える?
これはお客様からよく聞かれることなのですが、都市伝説みたいなものです。
なので、増えません!
ただ、白髪を抜くと毛根が損傷して毛が生えてこなくなったり、同じ箇所を繰り返し抜いていると、将来そこがつむじみたいになってしまうこともあります。私の祖母が実際そうでした。
生えてきた白髪は、自分では難しいかもしれませんが、根元からカットするようにしましょう!
眉用ハサミを使うか、白髪をつまんでカッターで切るとやりやすいと思いますので、試してみてください。
今回は白髪の原因と対策法を書かせていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
GOOD LUCK!
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