ある程度人数のいるお店なら、存在するであろう悪癖を持ったスタッフ!オーナー・店長の悩みのタネではないでしょうか?
ですが人間「完璧」ではないですよね。
オーナーや店長だって至らないところがあって当然です。
その至らないところを自ら直す努力をし、スタッフをマネジメントしていくことが大切だと思います。
今回は、私が以前勤めてたお店で、実際にいたスタッフを例に改善策をサラッと紹介します。
言い訳ばかり
何かと言い訳ばかりするスタッフっていますよね?「言い訳」と、「反論」や「意見」は違うと私は思います。
「言い訳」は、失敗やできなかったことに対して正当性を主張することで、「反論」や「意見」は一つの主張に対して違う考え方を出すことです。私は「反論」や「意見」はOKと伝えてました。
集客サイトを見て来店されたお客様のリピート率が悪いことを指摘すると、「でも、集客サイトで来店するお客様って初回割引でいろんなお店転々とする人が多いから仕方ないですよね」と言い出す。こんな気持ちで入客すれば失客するのは当然です。
営業中、悪かった点を当時の店長が指摘すると、「〇〇さんだってできてないですよね?」と。聞いてる私がイラッとし、つい「今はお前の話をしてんだよ!」とキレてしまったこともありました、、、。
こういうスタッフのほとんどは、単純に「できない」だけなんですよね。プライドが高く「できない」ということを認めたくないだけなんです。それを正当化して言い訳を言ってくる。これに対し「なんでできないんだ!」や「言い訳するな」と言っても状況は良くなりません。
なのでこういうスタッフには「どうすればできそうか?」と自発的な行動を促すような指導をしてあげると効果的だと思います。当時の私は、感情のコントロールが上手ではなかったので、すぐキレてました、、(−_−;)これでは根本的な解決にはならないです。
現在トップスタイリストとして活躍している美容師だって、最初から何でもできたなんてことはないんです。その経験を交えながら指導してあげると、案外素直にできないことを認めたりします。
「言い訳」を言ってきたときに、このような指導を繰り返していけば、少しづつ改善していくのではないでしょうか。
遅刻
遅刻常連!これも困りますね。遅刻は人の時間を奪います。ぎりぎり出勤も個人的には遅刻と変わらないと思ってます。遅刻の許容に関しては賛否両論ありますが、ことサロンワークに関していえば特別な理由がなければNGだと思います。
私の同期に遅刻常連スタッフがいました。ほぼ寝坊です。
店舗は違ったのですが、話はそこの店舗のスタッフから聞いてました。「だいたい朝礼開始時間の5分後に出勤してくる」「みんなが朝掃除を始めてるときに髪のセットをしてる」など不満が出てました。
直らないまま上の立場になっていき、誰も何も言えなくなってしまい、周りのスタッフは諦める、、、。先輩がこんなんでは全く示しがつかないです。
かと思えば朝礼5分前には全ての準備を終え、カルテのチェックをしているスタッフもいました。
遅刻が直らない人は、真面目に出勤しているスタッフに迷惑をかけていることや、不快にさせているということをわかっていないんですね。それに気づかないまま立場が上になっていくなんて悲劇です、、、(◞‸◟)
遅刻を含めお店で決められてるルールにルーズになってはいけません。ルール違反をしたスタッフにはきちんと指摘をするべきです。でないとルールをちゃんと守ってる人から不満が出ます。その不満はちゃんと注意をしないオーナーや店長にもいきます。スタッフのためにもケジメはしっかりつけましょう!
就業規則に記載されてる出勤時間に「正当な理由」もなく出勤できない「寝坊を繰り返す」などがあるなら、今の給料は保証できないと伝えてもいいかもしれません!ちなみに私の同期は残念ながら「罰金」程度では直らなかったです、、、。こうなると給料を減らすしかありません、、😮💨
できれば自分で気づいて改善してほしいですね。
周りに必要のない迷惑をかけていることを伝える→ルールの意味を伝える→罰金→減給→クビ
こんな感じでしょうか!
陰で悪口を言う
悪口を言う人は、悪口が癖になっているので直すのも困難です。なぜ悪口を言うのでしょうか?
他店の悪口を言う、オーナーや店長の悪口を言う、スタッフの悪口を言うなどさまざまです。確かに、スタッフが何人かいればソリが合わない人がいることもあるでしょう。
私も、今までの人生で人の悪口をいったことがあるかと聞かれれば、ありますと答えます。そんな聖人君子ではありません!笑
悪口を言ってしまう原因
- 自分の優位性をアピールし、承認欲求を満たしたい
- 対象の人と合わない
- コンプレックス
私の後輩でもいました。あちらこちらでいろいろなスタッフの悪口を言う。怖いですね〜、自分もきっと言われてたことでしょう!思い返せば寂しがり屋だった感じがします。
精神科医の樺沢紫苑さんによると、悪口は「依存症に陥りやすい」みたいです。ドーパミンが放出され言わずにはいられなくなるということです。
改善するには、「コソコソ悪口を言うのはよくないよ」とはっきり伝える。しかしながら、これを言ってももしかしたら「何あの人いい人ぶって」と次なるターゲットになる可能性もあります。そこは覚悟した上で、日頃から気にかけてあげ、ポジティブな言葉で愛情表現をしてあげると、徐々に減っていくと思います。
かといって今まで悪口を言ってたわけですから、多少なりともストレスを感じるかもしれません。そんなとき効果的な方法は、紙に書くことです。口からではなく手で、言いたいことを紙にアウトプットするのです。これは私もたまにやります。
何が効果的かというと、紙に書くことで客観視することができ、冷静に考えを整理できることだと思います。むかついたことがあったら、そのことを紙にバーっと書き、丸めて捨てる。意外とこれだけでも気持ちがスッキリしますよ!
ぜひ試してみてください!
まとめ
いかがでしたか?
あなたのお店にも存在するでしょうか、、、。
私ももちろん完璧ではないです。自信を持って「してない」と言えるのは遅刻くらいで、言い訳も悪口も言ってることでしょう!ただ意識はしています。心がけるようにしています。紙に書いてます。
当時はこういったスタッフを上手に指導することができませんでした。この記事を書きながらふと思い返します。「もっとこうすればよかった」と思うことばかりです。そうならないように、見捨てることなく改善できるよう、諦めずにトライしてみてください。
この記事が考えるきっかけになれば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
GOOD LUCK!
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