「技術試験になかなか合格しない」
「同期がどんどん試験に合格していく」
「周りの人よりできないことばかりで凹む」
一例ですが、自分の不器用さに悩む美容師は少なくないと思います。手を使う仕事だからといって美容師皆が手先が器用とは限りません。
何を隠そうこの私自身がとても不器用な人間です、、、。小さい頃から不器用でした。なので悩む気持ちはものすごく分かります。
アシスタント時代の私ときたら、
「同じことを何回もやらないとできない」
「ブローでお客様の髪をとんでもない仕上がりにする」
「シャワーヘッドを落として噴水状態」
このようなことが日々あり、カットの試験はまず一発では合格しない。刈り上げの試験にいたっては何回受けたかわからないくらいです。
白髪染めも生え際をしっかり塗布できず、女性スタイリストの先輩に怒られる、、、(またこの先輩がめちゃくちゃ怖いんだ、、(/ _ ; )
スタイリストになってからは良くなってきましたが、それでもヘアアレンジは上達するのがものすごく遅かったです。三つ編み、編み込みなど、、、かなり苦戦しました。
苦戦はしましたし凹むことも多かったですが、つまらない、辞めたいとは思わなかったです。
不器用なりに仕事が好きで楽しかったんだと思います。
まぁ私の場合、好きといっても、一流のカリスマ美容師の本に書いてあるような「休日も含め毎日仕事のことを考える」的な感じではなかったですが、、、。
好きでしたが「仕事がすべて」というタイプではなかったです。それは今でも変わりません。
それでも、同期に負けたくないという気持ちはありましたし、お客様に満足してもらえるよう上手くもなりたかった、、、。
ときには朝練したり徹夜したり。有名美容師の「私も下手くそだった」というような本を読んで勇気をもらったり、、、。
何をするにおいても最初はみんな素人であり初心者なんです。
不器用でも思考錯誤し、できないなりに努力を怠らず練習を重ねれば絶対に上手くなります。「好きこそ物の上手なれ」というではありませんか!
こんな私でも、スタイリストになり小規模ではありますが独立して自分のお店を出しています。それなりに生活もできています。楽しく仕事ができています。
なので不器用でも心配ご無用!
美容師という仕事が好きなら、あなたは絶対に上手くなります!私以上に努力をすれば一流美容師になれるかもしれません。
あと、不器用であることってそんなに悪いことばかりではないです。不器用な人は、同じように上手くできない人の気持ちが分かります。
できないからこそ、どうすればできるようになるか考え、工夫します。将来的に応用がきく美容師になれると思います。
器用で何をやるにも無難にこなせる人は、えてして慢心を抱きやすいのではないでしょうか。上達の遅い人をバカにしたりするようなこともあるかもしれません。器用にかまけて努力を怠ったりする人もいます。
美容師は技術職です。不器用でも仕事が好きで地道にコツコツと努力を重ね、人に思いやりの気持ちを持てる人が、最終的には、お客様にもスタッフにも好かれる美容師になれるのではないでしょうか。
器用で地道に努力ができて、思いやりがあれば最高ですね!笑
といった感じで今回は、不器用に悩む若手美容師に向けて私なりの応援記事を書かせていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
GOOD LUCK!
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